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●ちょっとだけカーテンの歴史探究 P1
 
○素材の起源
 
・リネン(亜麻)
亜麻は植物の名であり、同時にその靭皮から採れる繊維の名である。
紀元前5000年頃からエジプトで栽培され、'Woven Moonlight'(月で織られた生地)と呼ばれ、広く神事に使用された。
エジプトのミイラは、亜麻布で包まれている。
又、スイスのLake Dwerrersで新石器時代初期の織物が発見されている。
現在はアイルランド・フランス・チェコ・ポーランド・旧ソ連・ルーマニア・ベルギー・中国などで生産される。
 
・ウール(羊毛)
メリノ種を中心とする羊の毛を原料とする。
紀元前4000年ごろには、バビロニア人が羊毛で衣服を作っていた記録がある。
現在はオーストラリア・ニュージーランド・旧ソ連・ウルグァイ・アルゼンチン・イギリス・トルコ・パキスタン・モンゴルなどで生産される。
 
・コットン(綿)
綿の実から採れる繊維素から作られる。
紀元前3000年頃に栄えたインダス渓谷の都市の遺跡から綿織物の破片が出土している。
又、ペルーのプレ・インカの墓からも綿織物の屍衣が出土している。
現在は西印度諸島・バハマ諸島・エジプト・インド・パキスタン・アメリカ・旧ソ連・スーダン・中国・イランなどで生産される。
 
・シルク(絹)
蚕の繭Cocoonから得る繊維。
記録では紀元前2640年、中国黄帝の后西陵が養蚕・繰糸・手織りの術を知っていたとある。
シルクロードを通り、中東を経由してヨーロッパへと伝えられた。
現在は日本・中国・イタリア・スペイン・フランス・オーストリア・トルコ・インド・旧ソ連・ブラジルなどで生産される。
 
※シルクロード
中国から内陸アジアを横断して古代ローマへ通じる東西交通路。
中国特産品の絹が、この道を通って西方へ運ばれたことから、ドイツの地理学者リヒトホーフェンがその著書「シナ」(1877年刊)で命名。
後に考古学者スタインが英訳した。
 

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