ネットの時代ならばこそ、選ばれた全国カーテン専門店が心に響く感動を提案します。
このページは 「こだわりのインテリアファッション専門サイト ファッションカーテン情報館」内の
コラムコーナーです。 http://www.f-curtain.jp/
杉山 哲三
I・F・Planning 代表
JAFCAファッションアドバイザー
日本テキスタイル協会 理事
DICカラーデザインスクール講師
 
※ 昭和34年、近藤忠商店(現)(株)セルコン入社、平成13年退社に至るまでの42年間セルコンブランドの中枢を司る部署に在籍し、東京支店意匠室 室長、理事デザイン室長、取締役商品本部副本部長兼マーケッティング・デザイン室長、商品本部顧問を歴任されています。その間、外部活動として、日本貿易振興会発展途上国専門家派遣による商品開発デザイン指導の内容でタイ、インド、ハンガリー、エジプトに歴訪、アセアンセンターによる専門家派遣で、マレーシア、インドネシアを歴訪しております。
現在は、インテリアファブリックスを中心に「マーケッティング情報」「商品企画・ブランドプロデュース」「デザイン部門の開発・企画・組織運営」「デザインマネージメント」「教育・研修講師」など様々な活動を展開中です。
布を使った空間演出、環境づくりを楽しみましょう。
隣迷惑な派手な外装の色はやめよう

最近の日本の住宅はスペースも拡大し、設備も格段と良くなりました。戸建て住宅では、個性的な設計によって外観も多様化してきています。
しかし、外観を個性化する余り、その集合体である街並みは決して美しいものとは言えません。更にヒドイ例は、住宅の外装の色にビビッドな黄色、オレンジ、ピンク、ブルーなど「あれが俺の家だ」とばかり個性をはき違えた利己主張した家が目立ってきました。「隣迷惑な色」これは問題です。住んでいる人は、長時間外を見ることがありませんが、隣近所の人は毎日、嫌でも見なければなりません。色彩は人の心理に強く働きかけます。(これは、色彩心理学や生理学で実証されています。)
毎日、強い色を見ていると頭痛の元になったりします。それ以上に隣の人は、ビビッドな隣の壁の色が反射して、白いモノが白く見えなくなります。又、その反射する色に影響されて、まともな色に見えなくなります。日本の建築基準法に色の規制が無いことを理由に自分の家だから何をしても勝手だと言う人や、客に迎合して、それを受け入れる建築業者が居ますが泣き寝入りしないで、きちんと主張しましょう。各都道県によっては、景観条例もでき初めていますので、ご相談することをお勧めします。

インテリアは個人の自由、隣に気兼ねなく、どんな色でも、自由に使って個性的に!!
 外装に自己主張する割に、人々の生活の多くの時間を支えているインテリアは余り個性とは言えません。むしろ、インテリアに色を使うことに臆病な位です。畳と障子と木の色で構成されている「和室」のイメージから余り出ていません。洋風のスタイルにはなっていても、色は和的でどこの家も部屋も変わりません。日本の古来からの住まいは“自然と共に暮らす”ということで、日々の変化は四季折々の庭の草木などの自然の変化に依ってきました。
しかし、今日の都会生活の環境では窓の外に自然が見られる家は稀です。窓の外は人工的な景観や隣の壁です。従って、「日々の憩い」「くつろぎ」「明日への活力」を生み出すために、インテリアという環境づくりが大切なのです。自分好みの彩りを季節折々や気分に合わせて作ることが、今日のように不安やストレスの多い時代には特に必要です。
衣=ファッションは世界的に着こなしが上手になり、タンス在庫も溢れています。
食=グルメと言われるほど、世界中の料理や食材を食べ、正に飽食を満喫しています。
住=住生活は、一生に数回の建て替え、移り住みで、自由に選べる状態ではありません。

又、従来の日本の伝統的な文化に西洋の文化が混入し、スペースとの兼ね合いにはお構いなしに便利な用品が開発されてきます。更に従来工法のモデュール(寸法基準)とメートル法が混在し、モノを空間に旨く納めることも難しい状況など課題は多いのですが、インテリアの重要性は高まってきています。

 
<布>を使ったインテリアの演出  手軽に!! 手軽に!!
インテリア用品は耐久消費財的に考えがちで、良いモノを長期間使い、変えるという意識が弱い人が多いのですが、本来インテリアは気分を変えるために、「もっと手軽に模様替えを楽しむ」「もっと個性的であるべき」です。この二つの自由な発想と感性を求められています。
カーテン一つとっても、従来、日本では目隠しの目的が強く求められてきましたが、カーテン本来の用途は窓の目隠しや調光ばかりでなく、バランスの悪い窓や部屋をどうバランス良くコーディネイトするか、快適にするか、又、床、壁などの硬い質感や冷たさをどう柔らげるかなどを考えて<布>をどの位置から、どんなスタイルと大きさで吊るか、そして、室内全体に統一感(調和)を出すためカーテンと合わせて、手軽に変えられるクッションやカバー類も合わせると一層効果的です。
この様に布=ファブリックスは人々の長い生活の歴史の中で、汎用性に富んで、誰でも簡便に使用できる素材として生活を共にしてきました。布を使った空間、環境づくりを楽しみ、快適なライフスタイルを満喫して下さい。